週報:【日本に恵みを注げない非存在である偽りの神々】(2024/07/28)
もし日本で日本人に拝まれている八百万の神々が真の神だったとすれば、日本人が総勢で願い求めることにより、その神々は日本と日本人に良くし祝福を注いでくれるでしょう。かなり大きくなった中国との経済的な差も縮まり、日本のほうが上になるでしょう。アメリカとも真に対等な関係となるでしょう。日本で失われた数十年も取り戻されるでしょう。中国やロシアから侵略される危険は無くなり、北方領土問題も日本に有利な形で解決され、北朝鮮による脅威も消え去るでしょう。もし八百万の神々が真の神であれば、このようになるのは間違いありません。何故なら、真の神であれば自分を崇める人々の切なる願いを聞き入れ、大いに祝福してくれるはずだからです。しかし、日本人がどれだけ八百万の神々に願い求めても、このようになることは決してありません。かつて日本人は天皇でさえ八百万の神々に勝利を求めましたが、その求めは聞かれず、第二次世界大戦で敗北し原爆まで落とされてしまいました。これは八百万の神々が偽りの神々であり、実際に存在していないからです。存在しない存在が、何かを聞いたり叶えたりすることができるでしょうか。そんなことは決してできません。けれども、聖書を書かれた真の神であれば、日本人が総勢で切なる願いを捧げることにより、その願いを聞き入れ、大いに祝福して下さいます。何故なら、真の神は存在しておられ、全能であるためどんなことでもできるからです。人々の切なる願いを聞き入れるならば、それは神の栄光ともなります。ダビデは真の神が「祈りを聞かれる方」であると聖書の詩篇で言っています。しかし偽りの神々は「祈りを聞けない存在」です。存在しておられる真の神と、存在しない偽りの神々は、これほどまでに違うのです。確かに、もし日本人が総勢で真の神に願い求めるならば、日本には神から大きな御恵みが注がれるでしょう。しかしながら、日本人はまずこの真の神に立ち返らなければなりません。神に立ち返って神の民とならなければ、真に神の御前で何かを願い求めることはできないからです。それというのも神に立ち返っていなければ、そのような人々は神の敵なのだからです。人間は堕落して神から離れ去り、神の敵として歩むようになりました。神の敵として歩んでいる人々が、どうして真に神の御前で何か願い求められるでしょうか。神に立ち返るのはキリストを信じることによります。このキリストを信じることで、人は神に立ち返り和解することができます。何故なら、キリストは神と罪深い人間を和解させるために十字架で贖いとなられたのだからです。ですから、祝福を求めるため日本人はまずこのキリストにより神と和解して聖なる民とならねばならないのです。パウロはこう言っています。「神の和解を受け入れなさい。神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです。」(Ⅱコリント5:21)