週報:【霊的な状況が革新を伴って進展するように】(2024/10/20)
コンビニなどでは、もうクリスマスの商品に関する旗や知らせが見られます。まだクリスマスまでは2か月もありますが、既にPRをしています。別に問題は感じませんが、かなり早いと思わされます。今の日本は、クリスマスを祝うものの、相変わらず本質を抜きにした祝い方を続けています。つまり、キリストの御生誕を祝うという本質が全く抜き取られた上での祝い方となっています。このような祝い方について否定的に見る人もいることでしょう。しかし、救いや伝道のことを考えれば、これは否定的に見ないか、否定的に見ても口に出さないほうが良いはずです。何故なら、本質を欠いた祝い方であっても、クリスマスが一般的な祝いとして定着していれば、それは僅かであっても日本人と教会の接点となるからです。日本のクリスマスは、教会に対する事前教育だと見做すことも可能です。日本のクリスマスは、日本が歴史上これまでにないほど霊的にましであることの現われです。日本人の多くが本質を抜きにしてであれクリスマスを祝うのは、つまり日本人が全体的にキリスト教に敵意と抵抗を持っていないことの目に見える証拠だからです。今が江戸時代であれば、日本人はキリスト教を忌避していましたから、こんな祝い方でさえ全く考えられなかったでしょう。江戸時代に比べ、教会の霊的な状況はどれだけ前進したことでしょうか。このような状態となっている今の日本を、教会は革新的に前進するよう働きかけねばなりません。イエス・キリストの福音を日本に宣べ伝えるのです。キリストは日本人が救われるためにも十字架で死んで下さいました。ですから、日本人もキリストを信じるならば救われることができます。「この方を信じる者は、だれでもその名によって罪の赦しが受けられる。」と書かれている通りです。宣べ伝えるべきは「キリストについてのみことば」です。それを信じることで日本人は救われるからです。「信仰は聞くことから始まり、聞くことはキリストについてのみことばによるのです。」とパウロが言った通りです。これから日本人も大いに救われて、この日本に救いが満ちるよう強く願うものです。神は日本人も救われるようになるのを望んでおられます。「神は、すべての人が救われて真理を知るようになるのを望んでおられます。」