週報:【神に生きる使命を失った罪深い人間】(2024/12/01)
人間は全く堕落して腐りきっているため、自分たちの存在意義さえ完全に忘れ去りました。その存在意義とは「神に生き神の栄光を現わすこと」です。何故なら、聖書ではこう書かれているからです。「神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとって全てである。」「あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすために行ないなさい。」「どうか、この神に栄光がとこしえまでもありますように。アーメン。」人間はその始祖アダムにおいて神から離れ去り、自分の本質を忘れた歩みへと迷い込みました。そして、その創造者であられる神の御前に役立たずとなりました。「全ての人が迷い出て、みな共に無益な者となった。」と書かれている通りです。そればかりでなく、人間は自分自身を自分の神とし、自分のために生きるような者となりました。しかも、このような状態を人間はごく普通の状態だと思うようになったのです。これこそ正に人間が堕落している証拠です。このような罪深い人間は、神の御前に無益であるため、死んでから地獄に行かねばなりません。そうして、そこで罪のゆえ永遠に刑罰を受け続けることとなります。このような悲惨を受けるのは、自分たちが神に罪を犯したことに対する当然の報いですから、誰も文句を言うことはできません。しかし、このような罪人であっても、キリストを信じる者だけは、神の御前で罪の赦しを受けることができます。「この方を信じる者は、誰でもその名によって罪の赦しを受けられる」と聖書で書かれている通りです。そのようにして救われた者は、再び神の御前に生きる者として新しく変えられます。「誰でもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、全てが新しくなりました。」とパウロが聖書で言っている通りです。キリストを信じて救われたならば、もはや地獄に行くことはありませんから、天国で永遠に至るまでも生き続けることとなります。それは、「信じる者は永遠の命を持ちます。」と主キリストが言われた通りです。このような聖なる御救いが大いに宣べ伝えられねばなりません。主がそのようにせよと命じられたからです。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」