週報:【地獄と不信仰に対する刑罰の度合い】(2024/12/29)
恐るべき地獄は、汚れた罪人たちのために神が造られた場所です。神は、そこで堕落した罪人たちを永遠に処罰されるのです。地獄は罪人が住まう永遠の故郷です。何故なら、神は彼らが永遠にそこで罰せられるよう定められたからです。このため、聖書は罪人たちは地獄こそがその本来的な居場所だと教えているのです。「悪者どもはよみに帰って行く。」と詩篇で書かれている通りです。しかし、神の御子イエス・キリストは、御自分を信じる者が決してこのような地獄に行かず、永遠に生きるため、十字架で永遠の贖いを成し遂げて下さいました。父なる神が、そうなるよう御自分の御子を十字架の死に引き渡して下さったのです。それゆえ、福音書ではこう言われています。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」確かに父なる神は「私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された」(ローマ8:32)のです。ここに神の愛があります。このように尊く聖なる御救いをどれだけ知らされても、頑なで不信仰な状態のままでいるならば、どうしてそのような人々が永遠の刑罰を免れるでしょうか。そのような人々は、一般的な他の人々より厳しい刑罰を地獄で受けることになります。というのも、拒絶する回数が多かったり不信仰である度合いが強ければ、それだけ神の呪いも大きくなるからです。報いられる神は真実で正しい御方です。ですから、一般の社会でも邪悪さが強い犯罪者ほど大きな処罰を課されるのと同様、不信仰の度合いが酷ければ酷いほど地獄で神から注がれる刑罰も厳しくなります。キリストの聖なる福音を無視し続ける人は、自分自身で自分の受ける刑罰を増し加えているのも同然なのです。