週報:【地獄と聖書を悟ること】(2025/02/02)


詩篇49:20では「人はその栄華の中にあっても、悟りがなければ、滅びうせる獣に等しい。」と書かれています。この御言葉は真理です。「悟り」とは、聖書全体から考えれば、主イエス・キリストを信じて悟ることでしょう。実際、ルカ24:45で主は御自分について悟らせるため弟子たちの心を開かれたとあります。「そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて」と書かれている通りです。主イエスが救い主であられることを信仰において悟るならば、人は誰でも神から罪の赦しを受けることができます。「この方を信じる者は、誰でもその名によって罪の赦しが受けられる」と聖書の使徒行伝に書かれている通りです。そのように信じた者は、キリストの御救いを受けたのですから、天国で永遠に生き続けます。「御子を信じる者は永遠の命を持つ」と福音書で書かれている通りです。しかし、生まれながらの人間は全てキリストのことを信じて悟ることがありません。「生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。」(Ⅰコリント2:14)と使徒パウロは言っています。このように悟ることのない罪人は、朽ちるという点で獣と同じです。獣と違い人間のほうは朽ちてから地獄に行くという違いがあります。しかし、天国に行かず虚しく朽ちるのはどちらも同じです。ですから、詩篇で信じて悟らない人間が「滅びうせる獣」と同一視されているのは真実なのです。真理であられるキリストを信じて悟らなければ誰でも地獄に行きますが、この地獄は悲惨な場所であり、そこに行けばもう後戻りできません。こうして人は最悪の状態に至るのです。そうならないため、全ての人は救い主イエス・キリストを信じて悟るべきなのです。そうすれば、罪の赦しを受けて救われますから、もはや地獄に行くことは無くなります。これから多くの人が救われて真理を悟ることができますように。アーメン。