週報:【罪と信仰と救い】(2025/02/09)


詩篇143:2では、神に対しこう言われています。「生ける者はだれひとり、あなたの前に義と認められない」。これはソロモンがⅠ列王記8:46で言うように「罪を犯さない人間はひとりもいない」からです。パウロがローマ書で述べた通り、「全ての人は罪を犯した」のです。私たち人間は、母の胎で身籠った時からもう罪に汚れています。ダビデがこう言った通りです。「ああ、私は罪ある者として生まれ、母は私を咎ある者として身籠りました。」ですから、パウロはローマ書で「義人はいない。ひとりもいない。」と述べたのです。全ての人はエペソ2章で言われているように、「生まれながら御怒りを受けるべき子ら」なのです。このため、人はその罪ゆえ、死んでから地獄で「永遠に昼も夜も苦しみを受ける」ことになります。無限に苦しみを受け続ける「第二の死」が、罪に対して与えられる神からの正当なる刑罰なのです。しかしながら、神の御子イエス・キリストを信じる者だけは、罪から清められることができます。パウロがガラテヤ書で言ったように、「人はキリスト・イエスを信じる信仰によって義と認められる」からです。神からキリストのゆえに義と認められたならば、地獄に行きませんから、天国で永遠に生き続けます。キリスト御自身が「信じる者は永遠の命を持ちます。」と言われた通りです。その天国には至福が満ちており、悪いことは何一つありません。「もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。」と聖書が述べている通りです。この天国に入る者とされ、恐るべき地獄の苦しみを免れたければ、唯一の救い主であられるイエス・キリストを信じなければなりません。そうすれば日本人であっても、その信仰のゆえに救われ、永遠の御恵みに与かる神の子とされます。しかしキリストが福音書で言われた通り、「信じない者は罪に定められます。」そのような信じない者は、信じないことにより、自分で自分を地獄に相応しい者として認めているのも同然なのです。