週報:【満ち拡がるべきキリストの福音】(2025/04/13)
キリストの聖なる福音が宣べ伝えられることを、サタンは嫌がります。この福音により、人間はサタンの支配からキリストの御支配に移されるからです。使徒パウロは、救われた聖徒たちに対し、こう言いました。「神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」(コロサイ1:13)福音が宣べ伝えられるほどに、それだけサタンの陣営が縮小・弱体化することとなりますから、サタンの嫌がる度合いも増し加わります。使徒パウロにしても、福音を実に多くの場所で伝道しましたが、それだけサタンの妨げや働きかけも強かったでしょう。このパウロよりサタンの攻撃に狙われた聖徒は恐らく他にいないはずです。しかし、サタンの妨害や働きかけがあっても、福音は必ず宣べ伝えられねばなりません。それはキリストがこう命じられたからです。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)私たちが自分の受けた尊いキリストの御救いを他の人々にも宣べ伝えるようにと、神は私たちをキリストにより救って下さったのです。この福音があるところに真の勝利があります。何故なら、福音では、死と罪とサタンと呪いと地獄の力に打ち勝たれたキリストの聖なる御救いが語られているからです。それゆえ、この福音をこそ教会は最高に重視せねばならないのです。