週報:【悔い改めと御子による救い】(2025/05/25)
非常に罪深くても悔い改めるなら救われ、たとえ正しいように見えても悔い改めなければ決して救われません。前者は天国に行き、後者は地獄に行きます。つまり、悔い改めるかどうかに救いと天国がかかっています。それは、キリストが取税人とパリサイ人について話されたことからも分かります。自分の義を誇り高ぶっていたパリサイ人ではなく、「神様、こんな罪人の私を憐れんで下さい。」と遜った取税人こそが救われるのです。ですから、聖書はこのように言っています。「神は高ぶる者に敵対し、遜る者に恵みをお与えになる。」しかし、生まれながらの人間であれば、このようであることを不公平に感じる場合もあるでしょう。何故なら、正しいと見做される善人が地獄に行き、罪深いどうしようもない者が天国に行けるからです。普通の感覚からすれば、正しい善人こそが天国に行けるはずだと思えてしまうわけです。しかしながら、これを不公平だと思うのは、人間的な考えに基づいています。つまり、神の赦しについては全く考慮されていません。悔い改めたならば罪深くても神から赦されるので救われ、悔い改めていなければ正しいように見えても赦されていないので救われない。これに何もおかしいことはありません。ですから、霊的に考えるならば、確かに聖書の教えていることこそ正しいことが分かります。この<悔い改め>を聖書は人に求めています。キリストは「悔い改めなさい。」と命じられました。それゆえ、人は誰でも悔い改めて神から罪の赦しが与えられることを求めるべきです。もし悔い改めるなら、その人の罪は御子イエスが十字架で流された聖なる血により、ことごとくきよめられます。それは使徒ヨハネが聖書でこう言った通りです。「御子イエスの血は全ての罪から私たちをきよめます。」悔い改めなければ御子による赦しを受けられませんから、天国に行けず、地獄へと行きます。そのような人は救われませんから、「命を見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる」ことになるのです。