週報:【聖書を証明させられる端女としての科学】(2021/02/28)


ネットを見ていたところ、意識が高くて良心的な人ほど長寿であることが証明されたというニュースがありました。

<アイルランドの研究者らが人格と寿命の長さの間に相関関係があることを明らかにした。研究で意識が高く、良心的な人の免疫システムはより耐性が高く、これによって死亡リスクは著しく低くなることがわかった。研究結果をBrain, Behavior, and Immunity(脳、行動と免疫)誌が紹介している。………研究者らが14年間にわたって35歳から86歳のおよそ1000人を対象に人格と免疫システムの相関関係を調べた結果、免疫システムのインターロイキン6の含有率が低いほど、加齢による病気の発生リスクが低く、神経系、循環器呼吸器系、消化器官系がより長く機能する、つまり寿命が延びることがわかった。今回の調査で明らかになった興味深い事実は、免疫システムにおけるインターロイキン6の生成が一番少ないのが良心的で規律の正しい人だったことだ。つまり人間の性格と寿命の間に直接的な関係があることが科学的に証明されたことになる。研究者らは、意識の高い人は食物バランスに気を付け、飲酒、喫煙を行わずに体を動かして健康的な生活を送ろうと心がけることも忘れてはならないと指摘している。>

つまり、正しい生き方をする人ほど長生きできる傾向を持つ、ということです。これは興味深い内容です。私たちにとって重要なのは、この研究結果は聖書の教えと完全に一致しているということです。聖書は、神の律法を守るならば長生きできると教えています。次のように聖書は言っています。「あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである。」(出エジプト20:12)「あなたがたの神、主に仕えなさい。…わたしはあなたの日数を満たそう。」(同23:25,26)「きょう、私が命じておいた主のおきてと命令とを守りなさい。あなたも、あなたの後の子孫もしあわせになり、あなたの神、主が永久にあなたに与えようとしておられる地で、あなたが長く生き続けるためである。」(申命記4:40)もし人が律法を守って神に従うならば、その人は寿命において祝福されます。神がその人を喜ばれるからです。しかし、律法を守らなければ、呪いとして寿命が低下させられます。「みことばをさげすむ者は身を滅ぼし」(箴言13:13)と書かれている通りです。神の律法を守ることは、明らかに意識が高いことです。何故なら、律法は「聖であり、正しく、また良いもの」(ローマ7:12)だからです。神の法を順守するというのは最も高貴なことの一つです。また、神の命令を心から守る人は、良心的です。何故なら、律法の本質とは愛であって(ローマ13:9~10)、愛とは良心的であることだからです。ですから、律法を守る意識が高くて良心的な人は、祝福されるので寿命が延びます。つまり、そのような人たちは祝福されているので、インターロイキン6の生成が少ないわけです。ですから、この研究結果は聖書の教えと合致しています。私たちには、聖書を信じることにおいて、このような科学的証明は別に必要ありません。何故なら、このような証明を知る前から、私たちは既に聖書が真実な書物であると知っているからです。しかし、このような証明を聞くならば、ますます私たちの聖書に対する信頼は深まります。というのも、既に持っている聖書への信頼が、このような科学的証明の力により更に堅固にされるからです。「やはり聖書の言っている通りではないか」などと思って。このように科学が聖書の内容を立証するというのは、昔からしばしばあることです。これは聖書には一切の偽りがないからに他なりません。つまり、科学とは聖書を証明させられる端女のような存在です。これからも科学は、その発達と共に、ますます聖書の内容を証明させられることになるでしょう。これから科学が進展すれば、もしかしたら聖書の教えている霊の世界やそこにいる御使いたちも科学的に証明されることになるかもしれません。現代における少なからぬ数の科学者たちが、私たちの認知している4次元は、実は10次元または11次元あるうちの4つの次元に過ぎないと真剣に考えるようになっているぐらいですから。