週報:【日本の救霊状況について】(2021/04/11)


日本の人々が聖なる福音を受け入れようとしない状況が続いています。私は熱心に、工夫し、熟考し、祈りつつ伝道をしていますから、恐らく私の側に問題は無いと思われます。前から思っていることですが、問題なのは日本人の方々における不信仰です。つまり、神が日本人の方々を不信仰のままに捨て置かれ、イエス・キリストの救いへと、招いて下さっておられないのです。今の日本には、会員数の少ない教会が多い。これは1300以上もの教会HPを見た私が感じたことです。ある伝道師も「訪問伝道をしても全く駄目ですね。」と言っていました。つまり、神はこの日本人の全体をキリストへと招いておられないのです。であれば、どれだけ伝道してもなかなか信仰者が増えないのは何も不思議ではありません。神が顧みられない人々を、どうして私たちが救いに導けるというのでしょうか。この日本人における不信仰の責任を神は必ず問われるでしょう。つまり、日本人は不信仰に対する罰を受け取らねばなりません。その罰として考えられるのは、富士山が噴火したり、大地震が起きたり、首都圏で悲惨な出来事が起きたりすることです。たとえそのようになったとしても文句は言えません。何故なら、多くの人が神の御子イエス・キリストにおける尊い救いを無視し拒絶したからです。御子を受け入れないということが、どれだけ悪いことなのか日本人はまったく理解できていません。それは天皇が何度も家に訪問しに来ているのに、そのつど家の扉に鍵をかけて応対しようとしないということより1000倍も悪い。ですから、御子を受け入れない日本の国に巨大な災いが起きても、それは自業自得です。紀元1世紀のユダヤ人たちも、御子を否認して十字架に架けてしまいましたから、神により動かされたローマ軍を通して全滅させられてしまいました(第一次ユダヤ戦争)。もちろん、私としては日本に出来るならば災いなど起きないでほしいと思っているのではありますが。もし日本人の多くがキリストの救いを受け入れたら、神も日本に良くして下さるはずです。例えば、これから早急な経済発展が実現され、多くの財が満ちるようになり、災害や事件・事故が起きても悲惨の度合いが低減されるような政策が実行されるようになるのを期待できます。そして、いざ噴火や地震やそれ以外の悲惨な出来事が起きても、多くの人がそれほど悲惨を味わわないようにして下さるでしょう。御子を多くの人が受け入れたのであれば、神がこのように良くして下さらないはずがどうしてあるでしょうか。神は、御子をさえ与えて下さるほどに日本人を愛しておられるからです。御子でさえ与えられるのに、それ以外のことは与えられないということはありません。パウロが御子の救いを受けた人たちについて、こう言っている通りです。「私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。」(ローマ8:32)中国では、今や1億人のクリスチャンがいるといいます。それに比べて日本はほとんどクリスチャンが増えていません。中国のクリスチャン比率が総人口の6.6%であるのに対し、日本のそれはたったの0.6%です。明らかに神は日本人よりも中国人のほうを好んでおられます。そうでなければ中国に1億人ものクリスチャンがいることはなかったでしょう。神は多くの中国人を救いに導いておられます。ですから、あまり望ましいことではありませんが、霊的な状況を考えるならば、これから日本が中国に支配されるようになったとしても仕方がないでしょう。歴史を見ると分かるように、キリスト教徒の多くいる国がキリスト教徒のいない国に優越してきたのは明らかです。ヨーロッパが多くの発展途上国に優越しているのを見ても、これは分かります。「中国などという傲慢な国が日本を支配するとでもいうのか?」などと言われる方もおられるかもしれません。しかし、歴史を見れば分かる通り、エジプトであれバビロンであれマケドニアであれローマであれアメリカであれ今まで覇権を握ってきた国は、獰猛だったり高慢だったり邪悪だったり他国から嫌われたりするような国ばかりでした。実際、傲慢なローマ帝国を嫌悪する国や王は少なくありませんでした。日本のように平和的で大人しい国が覇権国として他国を蹂躙するというのは、歴史においてあまり例が見られません。話が覇権と支配に逸れてしまいましたが、いずれにせよ不信仰が満ちている日本はこのままでは危険だということです。