週報:【着々と進められるワンワールド計画】(2021/06/06)


陰謀家たちは、ワンワールドを実現させるために着々と世に働きかけています。レディー・ガガは昨年、「ワンワールド・トゥゲザー・アット・ホーム」という名前の世界的チャリティーコンサートを実現させました。彼女は自身で告白しているようにイルミナティです。つまり、彼女はイルミナティとして、「ワンワールド」という言葉および概念を人々に馴染ませようとしたわけです。他にも多くの著名人たちが、「ワン」という言葉を使って、人類全体がワンワールドに抵抗を持たなくなるよう地道な努力を重ねています。このワンワールドとは要するに世界単一国家です。一つの中央政府が全てを支配し、国境は廃止され現在の国家は単なる地域としての意味しか持たなくなります。当然ながら各々の国家における主権は中央政府に移譲されることになります。この中央政府の頂点に立つのは「世界王」であり、ヒトラーも問題視した「シオンの議定書」によれば世界王はユダヤ人でなければならないと定められています。国連は事実上の中央政府です。ワンワールドが実現した際には、国連がそのまま中央政府へと移行することになるはずです。世界が今のままの状態ですと、とてもじゃないが世界を一括支配することは出来ません。ですから陰謀家たちは、世界を少数の支配領域にブロック化させようとしています。すなわち、ヨーロッパ地域、アジア地域、アメリカ地域、アフリカ地域として世界を大規模に区分させたい。そして、その地域にそれぞれ中央政府の意向に従う代表者を立てる。そうすれば、世界を簡単に支配できるようになります。ヨーロッパでは既にEUという形でこれがほとんど実現されています。実際、EUには事実上の大統領がおり(欧州理事会議長)、単一の通貨(ユーロ)や共通の裁判所・規範もあり、そこには地域としての統一感が感じられます。EUに加盟している国では、既に国境検査所が廃止され、人々はEU内を庭でもあるかのように自由に移動できるようになっています。陰謀家たちは、アジヤやアメリカやアフリカの地域にも、このような共同体を実現させたいと願っています。中国が推進する広域経済圏構想である「一帯一路」は、アジア地域をブロック化させる企みなのでしょう。このようなワンワールド計画は、認められないものです。というのもこの計画では、国家および国家における主権・国境が尊重されていないからです。国家とその主権・国境は神がそれぞれの場所に定められたものであって、それは御心が目に見える形として現われたものです。そのようなものを取り去るというのは神への反逆に他なりません。このような計画が着々と進んでいるのは、人々が神を無視して悔い改めようとしていないからです。何故なら、ワンワールド計画とはサタンによる計画だからです。実際、ワンワールドを実現させようとしている支配者や有力者たちは、サタンに動かされている者たちらしく、平和を破壊し、危機を望み、サタンを拝み、幼児を犠牲にし、大々的な不法を行なっても恥じ入ることさえありません。ジョン・レノンが言ったように「世界は狂人たちによって支配されている。」のです。人々が神に服従しないのは、つまりサタンに属したままでいたいということです。この世界において人間は神に従うかサタンに従うしかありません。ですから、神に従おうとしない多くの人たちは、知らず知らずのうちにサタンの支配に服しているのです。神がそのような人々を裁きとしてサタンの思うままにさせておられます。このようにして今の人々はサタンが望んでいるワンワールドに抵抗することも出来ないまま、言わば家畜のように動かされるままとなっているのです。解決方法は、人々が神の御子イエス・キリストを信じて神に立ち返ることです。そうすれば神は人々を憐れんで下さり、サタンとそのワンワールド計画を覆して下さるでしょう。世界に神の民である聖徒たちが増えれば、どうして神がそのような世界に良くして下さらないはずがありましょうか?神は御自身の御子イエス・キリストを犠牲にされるほど聖徒たちを愛しておられるのです。それゆえ、これから多くの人がイエス・キリストを信じて神に立ち返るよう求めていかねばなりません。「主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。」(イザヤ55:7)。