週報:【ノアのDNAによる世界】(2021/12/26)


地球上にいる現在の人間は例外なく「ノア族」また「ノア人」です。全人類に共通の父であるのがノアだからです。今いる人間でノアの遺伝子を持っていない人は誰もいません。このノアという人は『正しい人』、『全き人』(創世記6:9)でした。今の世界にいるのがこのノアの子孫だけだからこそ、世界はここまで平和と安全でいることができています。これは良い見方です。つまり、悪い面は見ていません。悪い見方をするとこのようになります。<今の世界は善人ノアの子どもたちしかいないにもかかわらず、醜い争い、堕落の現われた愚行、解決の難しい不幸な問題といったことが無数に見られる。>ノアの子孫だけしかいないのに世界には多くの悲惨が存在しています。その時代にあって唯一正しいからというので生かされたノアの子どもたちしかいないのに、こうです。そうであれば、ノア以前の時代はどれだけ世界が酷かったか分かります。何故なら、ノア以前にはノア人でない種族の人間が沢山いたからです。その忌まわしい種族のため、世界が滅ぼされてしまったのです。ですから、ノア以前の世界は、SF作家やサドのように想像力豊かな者でさえ思い浮かべることができないほど酷かったはずです。その当時、地球全体が今現在世界で最も治安の悪いとされるベネズエラやエルサルバドルのようであった、否、それ以上に治安が悪かったことは間違いありません。何故なら、どれだけベネズエラやエルサルバドルの治安が悪いといっても、ノアの子孫たちによる国であることには変わらないからです。こういうわけで、もはやこの世界がノア以前の状態に逆戻りすることは起こり得ません。もうノア以外の血は全て消し去られたからです。これは大変感謝なことです。ですから、世界はノア以前の時代に比べてこれからも平和であり続けるでしょう。しかし、ノアとて善人ではありましたが同時に罪人でもあったので、その子孫たちによる世界も多くの堕落から免れることはできません。もしこの世界に堕落が見られなければ、そこは天国だということになり、ノアにも罪がなかったことになります。今はこのような世界ですが、来年も神の恵みがこの世界に注がれ、幾らかでも邪悪な事柄が減っていくようになるのを望むものです。御心が天で行なわれるように地でも行なわれますように。アーメン。