週報:【神と共にある者が世界を支配する】(2022/05/22)


沖縄の施政権がアメリカから返還されてから50年目となりましたが、今でも米軍による沖縄県民の苦情は相変わらず止んでいません。基地の負担問題も前から一向に前進する様子がないように見えます。沖縄は遠くにありますが、そこには我々の同胞たちが住んでいるのですから、他人事だと見做すことは決して許されません。しかし、このままではどれだけ時間が経過しても、嘆かわしい状況は変わらないでしょう。聖書から考えるならば今の沖縄の状況は当然の結果だと分かります。何故なら、沖縄の苦しみや困難は、日本人が真の神に帰依しないために齎されている裁きだからです。日本人は神社やお寺に行って偶像崇拝ばかりしており、いつまでも真の神を無視し愚弄し続けています。ですから、神もその罪に対する報いとして沖縄を助けては下さらないのです。つまり沖縄が米軍問題により呻いているのは、日本国民の罪に対する呪いですから、この罪に目を向けなければどうして問題が解決されるでしょうか。神は、不信仰のままでいる日本人をアメリカに屈従させておられます。この世では、神を崇める者また神をより崇める者が、神を崇めない者また神をより崇めない者を凌駕し支配するのです。これは申命記28章を読めば分かります。ですから沖縄の問題が解決されるのは、日本人の大部分がキリストを通して神に立ち返るか、アメリカが神を捨てたり神から離れたりして呪われるか、このどちらか以外にはないでしょう。神を無視し蔑ろにしている民が、どうして神から助けてもらえるのでしょうか。しかし、日本人はこのようなことを聞かされても全く受け入れないはずです。何故なら、日本人の多くは死人なので霊的な事柄が理解できないからです。そもそも日本が世界大戦で負けて敗戦国になったのは、偶像崇拝が原因です。昭和天皇は戦時中、靖国神社で幾度となく偽りの神々である八百万の神々に勝利を祈願していました。これは偶像崇拝の罪です。悪霊である偽りの神々にどれだけ助けを求めても、神の呪いを招くだけです。ですから、日本は呪いとして神を崇めている者が多くいるアメリカやイギリスに打ち負かされてしまったのです。神を崇めているような国に、どうして神を崇めていないような国が勝利できるでしょうか。ありえないことです。ですから、これからも日本はアメリカの言いなりの状態から決して抜け出せません。非常に多くの日本人がキリストを信じて聖書的な国に変わるのでない限りは。ウクライナも汚職をはじめ諸々の問題を解決しようと努力し悩んでいますが、一向に良くなりそうもありません。それどころか最近はロシアにより更なる悲惨な状況が齎されてしまいました。これも聖書から考えれば何もおかしくないと分かります。何故なら、ウクライナ人は、その半数以上が無宗教であり、残りは神から全く捨てられている正教とキリストを否み続けているユダヤ教だからです。この世界の根底は宗教ですから、ウクライナが神を無視し続けている状態である以上、どうしても裁かれざるを得ないのです。確かに神を無視するならば強い敵に打ち負かされて支配されると律法は教えています。ですから、ウクライナ人がどれだけ努力しても悲惨な状態は上向かないのです。もし彼らが愚かでなければ、私が今言ったことを真摯に受け止めるでしょう。そしてニネベのように国全体で総悔い改めを行ない、国民の多くがキリストを信じプロテスタント教徒になることでしょう。そうすれば諸々の問題から解放され、気の狂った正教を奉じるロシアに力強く勝利することもできるのです。このように聖書と信仰に基づいて世界を眺めると、今の世界がどうなっているのかクッキリ見えるようになります。ですから、各国の問題が解決されるためにはどうすればいいか、ピンポイントで理解できるようになります。この世の子らは「夜や暗やみの者」(Ⅰテサロニケ5:5)ですから、聖徒たちに聞かされるのでなければこういった事柄を知れません。こういうわけで聖書の真理を持つ私たちは「光の子ども、昼の子ども」(同)なのです。「世界の光」(マタイ5:14)である私たちが世を照らさなければ、この世は夜また闇のままであり、何も見えない状態がずっと続きます。ですから、教会はキリストにあって盲目なこの世界の中で輝いて行かねばなりません(ピリピ2:15~16)。この世は照らされなければ、救いもこの世界も人間も人生も命も死も存在も―つまり何であれ―、悟れないままです。