週報:【1人でも地獄へ行かないように】(2022/07/10)


世界で最も銃規制が厳しく最高水準の平和を持つ我が国で、10年に1度起こるか起こらないかの重大で最悪な悲しむべき事件が起きてしまいました。人により安倍元首相への見方がそれぞれ違うので、この度の事件についても様々な言論を耳にしますが、あらゆる権威と権力の与え主であられる神が長らくこの日本にトップとして置かれ続けていた有名極まりない人物に不幸な死が起きたわけですから、普通に考えて人間として悲しむべきでしょうし、私としても大変なショックを受けています。私は3時か4時ぐらいにこの事件をニュースで見てから、すぐに助かるよう神に祈り求めましたが、恐らくもうその時には亡くなっていた可能性が高いと思われます。昭恵夫人が4時55分頃に安倍元首相の入院先である奈良県立医科大学附属病院に到着してから、8分後の5時3分が公式の死亡時刻となったわけですから、これは間違いなく配偶者による死の確認時間に過ぎず、もっと前に亡くなっていたことは医者や親族を亡くした経験のある人であれば誰でも分かるでしょう。激しい外傷により心肺停止となった場合、生存率は限りなく0%ですので、安倍元首相は銃撃されてそれほど経たないうちに亡くなったとするのが至当な判断だと思われます。もちろん、一般的には発表された死亡時刻を公式の死亡時刻とせねばならないのですが。安倍元首相がキリストを信じないでこの世を去ったのは残念でなりません。もし私たちがキリスト者でなかったら、私たちには安倍元首相が非業の死を遂げたという1つの悲しみしかありませんでした。しかし私たちは不信者であれば例外なく地獄に投げ込まれるということを、聖書に書かれている神の啓示からよく知っていますから、二重の悲しみを持たなければなりません。彼がキリストを信じて救われなかったのは本当に悔やまれます。こんなに残念なことが他にあるでしょうか。彼がキリストを信じて神の聖徒となっていればどれだけ良かったことでしょうか!さて、この度の嘆くべき大事件を考えても分かる通り、人は誰でもいつ死ぬか分かりません。安倍元首相もまさか今日(7月8日)死ぬことになるとは思っていなかったと推測されます。恐らく参院選の投開票日(7月10日)まで自分が生きていることを全く疑っていなかったはずであり、そんなことは当たり前だと思えたので考えることさえしていなかったと思われます。しかし、先日あのようなことが起きてしまったのです。これは正に聖書がこう言っている通りです。「何が起こるかを知っている者はいない。」(伝道者の書8:7)もう安倍元首相にはどのようにしてもキリストの救いを宣教できなくなってしまいました。もしまだ生きていればメールや手紙などで福音を伝えることも出来ましたが、この世界ではないあの場所にまでメールや手紙を送ることは出来ないのです。もう取り返しが付かなくなってしまいました。これは本当に悲しいことです。今の時点で日本に生きている全ての日本人も、いつ死ぬか分からないのですから、死んで手遅れになってしまう前に、悔い改めて神の御子イエス・キリストによる救いを受け、恐るべき地獄へ行かないようにすべきです。そうしなければ地獄で裁きとして永遠に滅ぼされてしまいます。キリストがこう言われた通りです。「わたしはあなたがたに言います。あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます。」(ルカ13:5)人が地獄に行くということほど残念で悲しく心を暗くさせることはありません。それは「死」よりも心を痛めることです。何故なら、永遠に苦しむ場所である地獄のほうが、この地上における人間の死よりも恐ろしいからです。この度の事件により、人生とは何のためにあるのか考えさせられている人が、多かれ少なかれいるはずです。そのような人は、今こそ大いなる救い主であるイエス・キリストを求め、信じ、愛するべきです。そうすれば全てを悟ることが出来るでしょう。このキリストこそ「道であり、真理であり、いのち」(ヨハネ14:6)であられるのですから。