週報:【中国の台頭による脅威は懲らしめ】(2023/02/12)


中国が凄まじい発展を遂げており、今や日本を抜いて世界第二位の経済大国となりました。特に都市部が急速に発展しており、ニューヨークやシカゴのように栄えている場所もかなり見られます。お金が多くあるので、人工的過ぎて奇異に見えるものの徹底的な整備がされており、道路上の白線は全く消えておらず見苦しい電線もほとんどありません。多くの人が推測している通り、このまま行けば中国がアメリカを抜いて世界第一位の経済大国になる可能性は非常に高いと思われます。だからこそ、アメリカは1位の座を奪われまいと中国に色々対処しているわけです。勿論、本当に中国がアメリカを抜くのかは、『何が起こるかを知っている者はいない。』(伝道者の書8:7)と書かれている通り、まだ誰にも分かりません。もしかしたら中国も、アメリカを抜くと思われたのにバブルの崩壊により失速・停滞した日本と同様、これから勢いが失われる可能性も十分にあります。この中国に住む中国人とは恐らくハム族だと見られます。中国人の問題発言や不法な行為を考えるならば、彼らがハム族だとしても驚くには値しません。彼らがハム系だとすれば、不名誉なハムの子孫である中国人が世界トップに立っていいものか、などと不満に思う人も多くいるかもしれません。しかし、たとえ私たちがいかに不満を抱こうとも、かつてハム人が世界最高の地位に立った事例はありますから、これからハム人である中国人がそのようになっても不思議なことはありません。例えば、人類最初の権力者であり世界を支配していたと見做しても間違っていないニムロデは、ハムの孫でした(創世記10:6~12)。世界の大部分を支配したチンギス・ハーンもモンゴル人でしたから、ハム系だったはずです。このような例が示す通り、神はハム系の人間にも世界最高の座を与えることがあります。今でも悪いニュースばかり聞かれる中国人がアメリカを抜いて世界最高の座に立つのは、全世界にとってデメリットのほうが多いと思われます。中国が頂点のプレゼンスを得たならば、その大きな力で諸国に対し何を仕出かすか分かりません。今でさえ中国は外国で勝手に警察の違法な出先機関を設置しているぐらいです。であれば世界トップの経済力と支配力を持てば今度は何をするでしょうか。しかも、中国は現在の近代文明を全く築き上げていません。欧米が存在しなければ今の近代文明は無かったでしょう。しかし、中国が存在しなくても世界は今見られる通りだったでしょう。このような中国は日本と異なり、文明における先駆者また建築者である欧米をリスペクトすることもなく、ただ欧米から取り入れたり盗んだりヘッドハンティングしているだけです。つまり倫理性が欠如しているわけです。ですから、誰であれ中国が世界の頂点に立つことを不安がったとしても不自然ではありません。もしこのような中国がこれから世界トップの経済大国になるとすれば、その理由はただ一つであり、それは「欧米に対する懲らしめ」です。キリスト教である今の欧米諸国家は、かなり酷い状態になっています。例えば、今のアメリカ政府にはコーランを「神聖な書物」などと発言する役人がいるぐらいです。ヨーロッパでは世俗化がかなり進んでいます。またアメリカでもヨーロッパでも神の忌み嫌われる同性愛が増えています。欧米がこういった酷い状態に堕落しているので、神が欧米に対する懲らしめとして中国を強くしておられるのです。確かに聖書は、もし聖徒たちが神の御前で不敬虔になれば、当然の報いとして不法な者たちが強くされるので、その者たちに支配されると教えています。ですから、これから中国がアメリカを抜くならば、それは欧米が神と聖書から遠ざかっているという事実を如実に示しているのです。中国の台頭による世界的な脅威を防ぐ解決方法はただ一つだけです。それはキリスト教である欧米、ことにアメリカが神とキリストを求めて聖書に堅く立つことです。