週報:【少子高齢化と呪いについて】(2023/04/30)


このまま行けば50年後に日本の人口は8700万人まで減少するようです。これから2年後には「2025年問題」も日本に襲い掛かってきます。これは、団塊の世代が大量に75歳以上の後期高齢者となるので、日本はますます少子高齢化社会になるという深刻な問題です。幾らか前にツイッターを買収したイーロン・マスクは「このままでは日本は滅びる。」と言っていました。これは極端な言い方であり、日本人が厳密な意味で全く滅びるということは恐らく起こらないでしょう。しかし、今の日本と比べればほとんど滅んだも同然の状態、例えば総人口が500万人ぐらいになるということであれば可能性の無い話ではありません。少子高齢化が進むほど、若い人たちの高齢者に対する負担は重くなります。現にもうこのような負担の増加が徐々に起きています。国民年金保険料の度重なる増額がその良い例です。これから、このような負担の増加が更に増え、日本の状態はますます悲惨となるに違いありません。このような深刻な問題を、日本人は何とか解決しようと藻掻いています。しかし、どのようにしても問題は解決されそうな気配がありません。政府も少子高齢化が解決されるためのプランを打ち出しましたが、大半の人は何にもならないと思っており、私もそのように思います。これは日本人が、神と救い主イエス・キリストを受け入れて愛そうとしないため、呪いを受けているからです。主を愛さないのであれば呪われるしかありません。「主を愛さない者は、だれでも呪われよ。」とパウロが言った通りです。ですから、神にキリストを通して立ち返らない限り、日本人が何をしようとも無駄であり、ずっと悲惨な状態が続くだけとなるでしょう。日本人は自分の知恵や力により解決しようとしています。しかし、これでは駄目です。「自分の知恵に頼るな。」とソロモンが箴言の箇所で言った通り、解決を求めるべきは神に対してです。ヨハネが第一の手紙で言った通り、キリストは「永遠のいのち」であられます。この主と信仰において一体である者だけが、真の命を持っています。日本人のほとんど全てはキリストとその永遠の命を持っていません。ですから、日本人という民族は、その生命と活気において衰え悲惨となるわけです。しかし、そのようになっても日本人が文句を言うことはできません。何故なら、そうなったのは自分たちのせいであり、自業自得だからです。もし日本人が神とキリストを受け入れていたとすれば、神から祝福されていたので、人口減少と少子高齢化に悩まされることも無かったでしょう。