週報:【国際情勢の未来と神の祝福】(2023/05/14)


これから国際情勢の未来がどうなるかは予測し難いと言わねばなりません。「何が起こるかを知っている者はいない。」(伝道者の書8:7)と言われているのは、正にこのことです。これからどの国が突出するのか、またどの国が没落するのか知っておられるのは神だけであられます。最近では、ずっと中国が台頭し強くなると言われ続けて来ましたし、これは今でもそうです。しかし、この中国がこれからアメリカを上回るプレゼンスと経済力を獲得できるかどうかはまだ分かりません。というのも、中国には倫理的な不安要素があまりにも多いからです。中国の不法な行為や態度に神が裁きを下される可能性もあります。そうすれば中国は没落また失速するはずです。日本もやがてアメリカを追い越すだろうと予測されていましたが、結局はアメリカを追い越すことができませんでした。アメリカも今のまま世界最高のプレゼンスと経済力を持ち続けられるかどうか不確かなところがあります。アメリカにも不安要素がかなりあるからです。今のアメリカは明らかに神と聖書から離れている傾向を持っていますので、神の祝福を失ったとしても全くおかしくはありません。これから移民が更に増えるならば、それらの移民が敬虔なクリスチャンでもない限り、ますますアメリカは神と聖書から遠ざかるでしょう。そうなれば他の国に追い越されてしまうでしょう。日本もやはり不安な要素が多いので、国際情勢における未来は明るいと思えません。少なくとも今の段階ではそうです。今の日本は既に中国にさえ追い越されており、このまま行けばインドにも追い越されるのは時間の問題です。しかも、今の日本は人口減少と少子高齢化の問題に悩まされている状態です。しかし、日本人という民族は急転換が得意であり、急転換する時は思い切り急転換することができます。熟慮して決意したならば突き進むのが日本人です。もしこれから日本人がキリストを受け入れるというのであれば、神の祝福により明るい未来を享受できることとなります。このように未来の国際情勢は未知数なところが多いのですけども、ただ一つ言える確かなことは、神とキリストに聞き従う敬虔な国民こそが世界のリーダーになれるということです。これは律法が教えていることです。神は敬虔な者たちこそが諸国を凌駕できると約束しておられます(申命記28:1)。これは歴史を見ても明らかなことです。近代社会はプロテスタントの誕生と共に始まったのであり、近代文明とはキリスト教の国が形成した文明であり、欧米のキリスト教国家が諸国を凌駕して来たのは誰の目にも明らかでしょう。日本が神とキリストを受け入れるならば、日本こそが世界のリーダーになれるでしょう。他の国々がずっと今の状態のままでいるならば、確かにそうです。聖書の真理に素直となる民族をどうして神が祝福して下さらないでしょうか?福音が宣べ伝えられていかねばなりません。