週報:【暗闇から光になること】(2023/09/10)


聖書に、聖書にこそ、真理があります。何故なら、聖書は神の言葉だからです。聖書に書かれているのは、「神の霊感による」(Ⅱテモテ3:16)聖なる文章です。これこそ真理でなくて何でしょうか。ですから、主キリストは父なる神に対して「あなたのみことばは真理です」(ヨハネ17:17)と言われたのです。この御言葉は人を照らす光です。詩篇119:105では「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です」と書かれています。この光である御言葉を持っている聖徒はパウロがⅠテサロニケ書で言った通り「光の子ども」であり、それを信じていない非再生者は「闇の子ども」です。聖徒たちは御言葉という真理の光により神や人生やこの世界といった諸々の事柄を悟れますが、闇の子どもたちは光を持たないので何も分からない盲目状態のまま生き続けます。光を持たない闇の人々の場合、その種類は2つに区分できるでしょう。1種類目は何一つ分からないままの状態の人々であり、2種類目はサタンが喜ぶ間違った教えや考えを真理の光として思い込む人々です。前者のほうは無宗教また無神論や不可知論の人々がそうであり、後者のほうはキリスト教でない宗教に属する全ての人々です。前者には日本人の大半が該当しています。このどちらかであれば、たとえ社会的には卓越した偉大な人士であっても、サタンが覆う暗闇に閉じ込められた闇の盲人なのです。今は光の子どもである聖徒たちも、最初からそうだったのではなく、かつては闇の子どもに該当する人々でした。聖徒たちは、神がキリストという真理の光に招いて下さったからこそ、闇の状態から光へと新しく変えられたのです。使徒パウロがエペソ教会の聖徒たちに対し、「あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。」(エペソ5:8)と言った通りです。こういうわけですから、今生きている人々は誰でも聖書という光を切に求めるべきです。この聖書には、救い主イエス・キリストのことが啓示されています。聖書は光であり、この聖書が啓示しているキリストも光であられます。この主イエスを信じて悔い改めるならば、主イエスという大いなる光に照らされるので、闇から光へと変えられます。つまり、もはや闇の子どもではなくなるのです。そうすれば、その人はキリストのゆえに光となるわけですから、闇が吹き払われ全てのことを悟れるようになるでしょう。現在の日本人は、ほぼ100%の人々が暗黒の民です。しかし、この日本人もこれから光となれるように願うものです。