週報:【アメリカと日本の結びつきについて】(2023/11/05)


日本はアメリカと本当に一体であるかのようです。アメリカ政府はイギリスが最大の同盟国だと言っており、アメリカ人が最も重要な同盟国だと感じているのもイギリスであるものの、日本はアメリカを唯一の同盟国として最重要視しています。アメリカに最も多く投資している国は日本です。日本で最大政党の自民党は、元を辿ればアメリカのCIAに行き着きます。今でも日本はアメリカに逆らうことができません。これでは日本がアメリカ51番目の州と言われてしまうわけです。契約的に考えれば、日本とアメリカは同じ枠の中にいるのでしょう。ただし、同じ枠にいると言っても、それは日本がアメリカに従属するという形においてです。だからこそ、いつでも日本はアメリカの立場・論調に自分を合わせるわけです。このように日本とアメリカが契約的に同じ枠組みにいるというのは、日本と日本人クリスチャンにとっては良いことです。何故なら、その場合、日本が教会を敵視することは決して起こらないからです。アメリカにクリスチャンと教会が多いことは、日本人も知っていることです。日本人は、アメリカ大統領が就任式で聖書に手を置く場面を見ています(テレビや新聞の写真などで)。日本人が教会に反発するのは、つまりアメリカに反発するのも同然です。ですから、日本がアメリカと同盟関係を結んでいる限り、日本は決してかつてのように教会を敵視しないでしょう。もし敵視することがあれば、そのような時代の日本はアメリカと縁を断ち切っているはずです。また契約について考えるならば、このような日本にこれから長期的に見て教会が増えて行く可能性は高いかもしれません。何故なら、一体であるのは運命共同体なのだからです。これまで日本は技術・制度・服装・音楽・文化など様々な面でアメリカから感化されてきました。一体であれば似ることにもなります。であれば、これから宗教の面でも日本がアメリカと同じようになる可能性はかなりあるでしょう。神が宗教の面でも日本をアメリカのようにされるならば、日本はそのようになるでしょう。ですから、これからも日本にはキリストの福音が伝道されねばなりません。神はその福音伝道を用いることで、日本にも教会をこれから大いに増やして下さるかもしれないからです。いずれにせよ、日本はアメリカに敵対しないのが益です。何故なら、どう考えてもアブラハムに相当するのはアメリカであり、異邦人であるのは日本だからです。神はアブラハムに対しこう言われたのです。「あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。」(創世記12:3)