週報:【真の宗教と福音宣教による征服】(2024/03/17)


真の宗教はプロテスタントただ一つだけです。何故なら、キリストは「道であり、真理であり、いのち」(ヨハネ14:6)であられるからです。この御子を正しく信じる宗教だけが神の宗教です。それは現在においてプロテスタントしかありません。カトリックは行為義認においてキリストを正しく信じていません。カトリックは、罪の赦しを償いという自分たちの行為に基づかせます。しかし、罪の赦しをことごとくキリスト信仰に基づかせることこそ、キリストを正しく信じることです。ですから、カトリックはキリストを正しく信じていないため、真の宗教ではないのです。東方正教会の場合はカトリックの1000倍も酷い状態です。このような冒涜のキリスト教については何か言及することさえ不快に感じられるほどです。この真の宗教であるプロテスタントが、他の宗教と共存することは出来ない話です。何故なら、究極的に言えば、真の宗教は異教の完全なる征服を求めるのだからです。キリストはこのように命じられました。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)主は「あらゆる国の人々を弟子としなさい。」(マタイ28章)とも命じておられます。異教徒たちがキリストを正しく信じるためには、それまでに奉じていた偽の宗教を捨て、新しくプロテスタントに鞍替えしなければなりません。自分の宗教から離れることをせずキリスト教に入ることはできないからです。つまり、キリストがあらゆる人々の救いを求めよと命じられたのは、あらゆる人々がその奉じている偽宗教から離れるようにせよという意味でもあります。ですから、福音の宣教を求める教会は、実質的に他宗教が征服されることを求めているのです。教会が福音を宣べ伝えれば宣べ伝えるほど、人々が他宗教から離れることを求めていることになります。このようなプロテスタントほど良い意味で攻撃的な宗教は他にありません。征服するとは攻撃的であることでなくて何でしょうか。このため、キリストに根差す真の宗教はサタンから忌み嫌われるのです。サタンは人々を真理がない偽りの宗教にいつまでもずっと留めておきたいからです。真の宗教は、このようなサタンの願いを打ち砕こうとするのです。しかしながら、教会が征服するとか攻撃的だと言っても、暴力的であったり犯罪的であることは全くありません。福音を信じた人々が自分の持っていた宗教から離れるようにするという征服方法は、実に平和的です。信じた人々が自発的にかつての宗教を捨てるというのであれば、それはその人の自由だからです。真の教会は、かつてユダヤ人に強制改宗を求めた教会があったように、人々に強制的な信仰を求めることもありません。自分から進んで信仰に入るというのが正しい信仰のあり方だからです。真の宗教が攻撃的だからといって、他宗教の偶像や施設に破壊的な行為をすることもありません。もちろん教会は他宗教とその誤りを非難しますが、信じた異教徒であれば自分の持つ偶像や施設を自ら捨て去ったり破壊したり善用したりすることでしょう。このようなわけですから、教会は福音伝道においてますます熱心とならねばなりません。そして、福音伝道と共に聖書の教育にも熱心とならねばなりません。伝道と教育に熱心ならば真の教会が祝福される度合いも高まるでしょう。