週報:【もし八百万の神々が真の神だったとすれば】(2024/06/23)


日本人は昔から今に至るまで八百万の神々を拝み続けており、神の御前で非常に罪深い偶像崇拝者です。八百万の神々は当然ながら真の神ではありませんが、もし八百万の神々が真の神だとすれば、決して無視できない根本的な疑問が幾つも生じます。まずもし八百万の神々が真の神だとすれば、どうして地球上で日本人だけしか信じず拝んでいないのでしょうか。この宇宙とそこにある全てを無から創造し、私たち人間をも造り、万物を支配し動かしておられる存在が、真の神であられます。このような偉大な神であれば、文字通りあらゆる国の民族から信じられ崇められるに違いありません。現に聖書で語っておられる神がその神であられますが、その神はあらゆる民族から崇められています。何故なら、教会は地球上の全ての国に存在しているからです。その教会では聖書の神が崇められていますから、真の神は全ての民族から崇められていることが分かります。ところが八百万の神々は日本人以外に崇めている民族がありません。この八百万の神々と聖書の神のどちらが真の神であるかは火を見るよりも明らかでしょう。また、こういうことはあり得ませんが、もし八百万の神々が真の神だとすれば、真の神を持つのは地球上でただ日本人だけであることになります。日本人以外の民族はどれも真の神を持っていないのです。八百万の神々も他の民族が崇めている神も、真の神であるということはありません。何故なら、ある神と別の神がどちらも真の神だとすれば、根本的な矛盾がどうしても生じるからです。ある神がこの世界を創造し、別の神もこの世界を創造したと考えるのは、明らかに矛盾しています。もし地球上で日本人だけが真の神を信じているとすれば、日本人ほど凄い民族は他に存在しないことになるでしょう。しかし、日本における八百万の神々は日本人でさえ詳しく把握できておらず、本格的に八百万の神々を崇拝している日本人も多くはありません。このような存在が真の神であるというのは、説得力に欠けると言わざるを得ません。更に、日本の神々が真の神だとすれば、どうしてその神々は第二次世界大戦で日本を勝利に導けなかったのでしょうか。昭和天皇は靖国神社で八百万の神々に勝利を祈願していたのです。それにもかかわらず、日本は連合国軍に敗戦しボロボロの状態となりました。それから日本は今に至るまでアメリカの従属的な状態から抜け出すことが全くできていません。八百万の神々は、あんなにも多くいるのですが、日本をアメリカの従属状態から救い出すことができません。これから日本人がどれだけ八百万の神々に祈願しても、八百万の神々は日本を助け出すことができないでしょう。これは八百万の神々が人間の勝手に考え出した空想の存在に過ぎず、本当は存在していないからなのです。存在しない存在が実際に日本を助けるというのは決してできない話です。このようにここでは3つの疑問を挙げましたが、これらの疑問を考えるだけでも、日本における八百万の神々を否認するのに十分過ぎるほどの根拠となるでしょう。日本人はもう目を覚ますべきなのです。日本は偽りの神々から離れるべきです。聖書は「神は唯一です。」(Ⅰテモテ2:5)と断言しています。実に聖書で語っておられる神こそが、天地万物を創造された大いなる唯一真の神であられます。神御自身が聖書のイザヤ書でこう宣言しておられます。「わたしが神である。他にはいない。」と。偽りの神々を否認せず崇め続け、真の神を認めようとしないのは、まことに罪深く残念で虚しいことです。日本人も、神と神の遣わされた聖なる御子イエス・キリストを信じるべきです。そうすれば日本人もキリストの聖なる御救いを受け、贖われた神の民になることができるのです。